2019/02/06
熱海へ社員旅行
一昨年は下呂温泉、昨年は雄琴温泉へと遠出をしましたが、今年の社員旅行は近場の熱海温泉へ。
丁度、熱海梅園では梅まつり、糸川沿いでは桜まつりが行われています。

熱海の桜は1月上旬から2月に咲く寒桜で、同じ伊豆の河津桜よりも1ヶ月も早く開花します。
特急踊り子号に乗り1時間で熱海へ。
車内では早くもお酒が入っています。
熱海駅へ来たのは約4年ぶりですが、平屋の小さい駅舎から立派な駅ビルに変わっていて驚きました。

伊東線に乗り換えて、一駅先の来宮駅へ。
駅に近いこぢんまりとしたそば屋で昼食を取り、熱海梅園へ急坂を歩いて向かいます。
まだ2月なのに暖かく、春のような陽気です。
天気が良い土曜日なのもあり、熱海梅園は凄い人出。

広い敷地内には、紅、白、桃色の梅の花が咲き誇っていました。


梅園は起伏のある斜面に広がり、中央に川が流れ、人口の滝があり、立体的で面白い造りになっていました。

梅園を出て桜並木沿いの道路を歩き、熱海随一の観光スポット来宮神社へ移動。
神社の境内はそれほど広くはないですが、沢山の人で混雑しています。
本殿前には、明日3日の豆まき用の台が設置されていました。

樹齢2千年以上という天然記念物の大楠。

カフェでお酒とおつまみを購入して一休み。
糸川沿いに海岸方向へ下っていくと、桜並木が見えてきました。

満開のピンクの桜が見事です。
まさか2月にこんなに鮮やかな桜の花が見れるとは。


海岸へ出て海辺の雰囲気を楽しんだ後、さらに歩いて急坂を登り、丘陵地に建つ本日の宿「新かどや」へやっと到着。

「新かどや」は和風老舗旅館で、いくつかの建物が繋がった造りの宿内は、まるで迷路のようでした。
フロントからエレベーターで上がった屋上にはプールがあり、廊下を通って奥の建物に進み、さらにエレベーターで部屋まで上がります。

部屋は二間の広い和室で、室内風呂のほかにベランダには市街地が見渡せる露天風呂があります。

1階には大浴場と露天風呂もありますが、何より感動したのは屋上の「天空の露天風呂」でした。
屋根も、柵もない開放的な露天風呂は最高の眺望です。

夕食は会席料理でしたが、なぜかメインはビーフシチューでした。
どれも、素材が良く美味しくお腹一杯に。
食事後は大浴場へ入り、夜は天空の露天風呂へ再度入浴。
熱海の美しい夜景を堪能しました。
夜明け前に起きてまたまた天空の露天風呂へ。
明けていく海と空の色がきれいです。
部屋へ戻ったところで太陽が雲の上へ出てきました。
こんなにきれいな日の出を見たのは久しぶりです。

丘の上にある宿「新かどや」では、最高の眺めが楽しめました。
干物が美味しい朝食を食べた後は、海岸までまったりと散歩に。
古いですが、熱海と言えば尾崎紅葉の金色夜叉ですね。

宿でチェックアウト時間の11時ぎりぎりまでのんびりしてから、アタミロープウェイ乗り場へ向かいます。
ロープウェイの山頂駅を下りてから、熱海観光の定番?どおりに熱海秘宝館へ。
レトロな感じがして、かなり笑える展示内容でした。

少し坂を歩いて登ると高台にそびえる熱海城が。
城前の広場では猿回しが開催されていました。

熱海城は1959年に観光用に造られたコンクリート製の建物で、内部には江戸時代の鎧兜、刀や浮世絵の展示、城郭の資料、江戸に関するクイズコーナーなどがあります。
最上階から見る熱海のパノラマは見事です。

近接する熱海トリックアート迷宮館では、子供に返ったように楽しめました。

熱海駅前へ移動して、混み合う商店街で食事をし、お土産を買って帰途へ。
関東から近い大温泉地の熱海は、今まで通ることはありましたが、宿泊してじっくり観光したことがありませんでした。
今でも多くのホテルや旅館があり、斜面にはリゾートマンションが立ち並び、沢山の人が訪れる熱海の魅力に、今回少しは触れることができました。
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