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国立西洋美術館で「クラーナハ展」を観てきました。



こんにちは、ご無沙汰し過ぎのフナツです。


先日、上野の国立西洋美術館で「クラーナハ展」(~2017年1月15日まで)を観てきました。


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国立西洋美術館といえば7月にフランスの建築家ル・コルビジェの建築作品のひとつとして世界文化遺産に登録されたばかりですね。
上野公園内に世界文化遺産登録を祝うのぼりが沢山立っていました。


上野公園には東京都美術館が有るのでたまに来ますが、国立西洋美術館内へ入るのはずいぶん久しぶりです。
建物前の広場にある有名なロダンの彫刻も久々に観ました。


ルカス・クラーナハは15~16世紀に活躍したドイツ・ルネサンスの画家です。
私自身の知識はというと、学生時代にルネッサンス期の画家に興味が湧き画集を買ったり解説書を読んだりしていたのでクラーナハのことは知っていました。
ドイツやネーデルランドなどの北方ルネッサンス画家は、明るいイタリアの画家とは違った独特の暗くて精緻な画面に魅力があり好きです。
ヤン・ファン・アイク、デューラー、ボス、ブリューゲル、グリューネヴァルト等の名前が浮かびます。
クラーナハはエロチックで怪しいヌード作品が印象的でした。


強い興味があったわけではないですが、今回が日本初のクラーナハ展で関連した作品まで纏めて観れそうなので出かけてきました。


やはり、ルネッサンス絵画の実物を間近で観るとその質感や色調に強く引き付けられます。
展示作品点数も多く、同時代の他の画家の作品やクラーナハを主題としたピカソやデュシャン等の作品まであります。
並べて展示されたデューラー作品の完璧なデッサン力に比べるとクラーナハの人物像は少し歪んで見えるように思えるのですが、デフォルメされた表現が逆に魅力になっています。
キリスト教の宗教画、肖像画、そして観たかったヴィーナスなどのヌード作品も何点かありました。
クラーナハのヴィーナスは、イタリアのボッテッチェルリのヴィーナスの明るさ優雅さに比べると対照的で暗くて淫らな感じがします。


イラン出身の現代美術家が中国の複製画専門の職人90人にクラーナハの同一作品を発注して描かせ、その出来た90点の作品を並べた巨大な作品がありました。
同じ作品をプロが模写しているのに微妙な違いが際立つ面白いアイデアでした。
日本の美術家森村泰昌氏がクラーナハの画中人物に扮した作品が最後に展示してありました。


クラーナハはイタリアルネッサンスの巨匠ダ・ビンチやミケランジェロ、またはデューラーに比べれば知名度は低いと思いますが、観覧者の多さに驚きました。


引き続き、常設の国立西洋美術館収蔵作品も久しぶりに観ましたが、あまりに点数が多くて疲れ果てました。







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